2003/08/20 2005年の教室を考える会inみちのく ミニ勉強会

よろず相談!学校間交流学習

ミニ勉強会を開催!

 8月20日、名古屋から南陽小学校の松下先生が仙台に来られました。松下先生はNHK学校放送番組「インターネットスクールたったひとつの地球」の研究協力校として、環境教育をテーマにした交流学習を実践されています。そこで、関心のある先生方に集まっていただいて、学校間交流学習についてさまざまな意見交換を行うことにしました。

当日の参加者

宮城県仙台市立北六番丁小学校 
亀崎 英治教諭
山形県長井市立平野小学校  竹田 啓教諭
愛知県名古屋市立南陽小学校 松下 慎教諭
宮城県中田町立上沼中央小学校 皆川 寛教諭
   
東北学院大学教養学部 稲垣 忠

こんな流れでやりました

10:30〜
12:00
オープニングセッション@北六番丁小 自己紹介〜お互いの実践を報告しあい、質問したいことを書き出す。亀崎実践に関してはこの場で意見交換。
13:30〜
15:00
実践報告&ディスカッションその2 東北学院大学稲垣研究室に移動。皆川先生・松下先生・竹田先生の実践について順にディスカッション
15:00〜
16:00

和歌山とコラボレーション?!

和歌山で同日開催されていた「先生のための教え方教室」にネットから参加。会場では、南小泉小の菅原弘一先生がNHKデジタル教材「おこめ」を使った実践(含む交流学習)を発表。会場の先生方がおこめの掲示板に書き込んだ意見にこちらからもレスをいれる

16:00〜
17:00
研究紹介&テレビ会議のビデオ視聴 稲垣から交流学習を組み立てるための枠組みを説明。南小泉小と富山市立水橋中部小学校や石川県七尾市立徳田小学校とのテレビ会議の様子を見ながらディスカッション
17:00〜
17:30
リフレクション まとめ。今日話題になったことをおさらいして振り返り。
18:30〜
???
懇親会。大いに盛り上がる(^^ゞ 懇親会。大いに盛り上がる(^^ゞ

 

実践報告&ディスカッション

亀崎実践その1 「長町副都心計画 〜環境にやさしい町づくり」

学年
6年(東長町小での実践)
交流相手
名古屋市立汐路小4年(環境)
長井市立平野小(エネルギー)
仙台市立七北田小(福祉)
使用したツール
番組「たったひとつの地球」(番組・生放送・掲示板)
テレビ会議システム(ISDNのフェニックスにて)
Web上で動くGISによる地図上のコラボレーションツール
取り組みの概要

 

 行政・NPO・学校の連携による実践。仙台市が計画している校区の公園づくりについてアイデアを提案するのが活動の目的。街づくりに詳しいNPOの人がアドバイザ役。自然環境・エネルギー・リサイクル・福祉・歴史のグループの中で3グループが交流。

 名古屋の汐路小とは、汐路校内にある「汐路の森」に作られた遊具で遊ぶ児童が身近な自然を壊してしまうことから 「公園に遊具は必要か?」をテーマにディベート交流がされた。七北田小とは、GISを使い、お互いの地域の福祉マップを作って情報交換。

プレゼンはこちら!(PDF)←下の川の実践もこみです。

意見交換

竹田:部分グループが交流していましたが、交流した子としてない子の間では?
交流には埋もれたグループが出てきてしまった。歴史グループがビデオ撮影などの役回りに。歴史グループも交流したかったとの声も。そこは専門家とのかかわりを密にしてカバーしました。

稲垣:こちらはグループ、相手校は学級という関係は難しくなかったですか?
松下:学年の違いならではのところ、可能性は?
七北田はグループだったのでやりやすかったです。汐路はクラスでしたが、それ以上に学年の差が大きかった。知識の差ではなく関係の問題。4年生らしい勢いで意見をもらえたが、こちらから反論すると、6年生を相手にして萎縮してしまうことも。もっと交流を重ねていけば解消できたかもしれません。

皆川:交流初期の出会わせ方に興味があります。相手を意識させるための手立てはどうですか?
あまり意識させてません(^^ゞ テーマ以外の日常的な交流をやったりするのもいいのかな、とは思っています。

稲垣:GISでの意見交換は?
GIS上での掲示板が動いていた。七北田とはテレビ会議もやっています。


亀崎実践その2 「梅田川プロジェクトX」

学年
4年
交流相手
旭川市立大町小5年
大垣市立静里小5年
熊本久木野小4年
使用したツール
番組「」(番組・掲示板)
テレビ会議システムを使いたいんだけど・・・??
取り組みの概要

 今年度の取り組み。番組「川」を視聴しながら北海道・岐阜・熊本の学校と交流中。川の比較、川の生き物、水辺の植物、全国の川など複数の会議室を立ち上げて交流中。


意見交換

亀崎:今年の川では、相手の子を覚えるくらいにはなりたい。でも今4校で交流しているからタイヘン。今4つの会議室があるので、それによってグループ分けをしたり、して相手が見えてくれば面白くなると思っています。

松下:教室に2台のPC+プロジェクタという環境がすでに出来上がっていますがどんな実践ができそうですか?
この環境になってまだ2ヶ月ほどですが、休み時間のたびに使うようになってくる。「今日 〜君が掲示板デビューしたよ」とか。得意な子が率先してそれ以外の子が回りからみてる。あと、掲示板以外にも、印刷したり。川クラブ通信を工房スタッフがつくってる。月に1回。工房さんが書き込みにレスしてくれるのもありがたいですね。

竹田:私の教室でもこの環境を作りました。給食の準備の時やテストを先に終わった子が使うなど、子どもたちのフットワークが軽くなった。

亀崎:4校で共同宣言をしようという流れになっているんですが、テレビ会議を4校でやるにはどうしたらいいか?(ネット環境もばらばらのよう)  掲示板はまだ、それぞれが意見を「発表」している段階。お互いのやりとりがでてくるようにしていくのが課題の1つ。1対1ではなく4校なので相手意識をどう持たせるかも悩みどころですね。


皆川実践 「交流を継続的なものにする手立てとは?」

学年
5年(9名)
交流相手
気仙沼市立大島小学校5年31名
使用したツール
直接交流(交流開始3週間後)
画像の使える掲示板(「はじめての共同学習」を使用)
作品にレスをつけられる掲示板(自作CGI)
飼育しているサケの稚魚の画像をライブで送る
テレビ会議(ISDNのフェニックス)
取り組みの概要

 山間部にある上沼中央小5年は9名と小規模。相手は離島。地域の違いを活かしつつ、一人一人を意識 させながら継続的な交流学習を実践。

 交流初期の直接交流、野外活動の様子を画像つき掲示板にアップする、地域素材を活かした図工作品を相互評価するなど、交流相手を意識させ、伝え合う意欲を高めることをねらっていった。

プレゼンはこちら!(PDF)

意見交換

亀崎:「画像掲示板」の効果は?
最初から子どもの顔をとって画像掲示板にアップしたので、名前を覚えさせるきっかけになった。プラス名刺交換もした。
松下:うちでも自己紹介カードを送りあってるけど、子どもたちはすぐに名前と顔を覚えますね。

竹田:学年は同じだけど人数は違う。9人(男3女6)と31人という状況で配慮したことは?
特に配慮することなくできました。レスをつけるのは少ないこちらがタイヘンでしたが、相手の発言に対しては必ずレスしようという配慮はしていました。

竹田:1年継続した時に、ずっと同じ掲示板だったのかどうか。
「はじめての共同学習」ではメインのところを残しておいて、あとはテーマごとに稼動。あと、レスをつけたい場合など、3つぐらいの掲示板を組み合わせた。
竹田:掲示板っていろいろあると思いますし、題材やコミュニケーションの仕方によって使い分けることも大事ですね。

稲垣:夏休み明けの発言数のグラフが気になりましたが?
野外中継のライブがちょうど9月だったので、応答的なやり取りは少なく、こちらからの情報提供になっています。7月にいったん応答的なものが増えたのは直接交流後の変化。11月は相互評価の場面で変化しました。

稲垣:継続した交流によって得たことは?
伝え合う機会が少ないという仲間づくりができた。+相手を思いやった書き込みができるようになった。事前に取り立てて指導しなかったがモラルなどの意識向上は、最初に直接交流した効果ではないかと考えています。

松下:交流のきっかけ、「仲間の少なさ」を感じさせるしかけをしたのかどうか?
担任の認識としてそれを感じていた。特にそれを設定させるしかけはしていません。ただ、自然に相手を子どもが見つけた流れになるように、校内にリンク集を用意しておいて、そこにアクセスした子どもに「メール書いてみたら?」という返し方をしました。

松下:教師も掲示板に書き込んでいるとのことですが、書き込み方の工夫については?
作品の見方・ほめ方を示す。相手のいいところを見つけてあげるなど、書き込み方のモデルを示す役割をしていました。

松下:作品の相互評価することの意味・意義
相手校が「島しまワールド?」というこちら側がイメージしていない作品をつくった。こっちはこっちで海ではなく山の木を活かした作品づくりをした。それ自体がお互いの地域の特徴を活かした交流になった。鮭のライブ中継も、海の子どもにとっては実感のないものだったので、ギブ&テイクの関係がつくれたと思います。


竹田実践その1 「光のポストカードで交流しよう」

学年
6年
交流相手
富山県砺波市立出町小学校
三重県名張市立百合が丘小学校
石川県内灘町立大根布小学校
石川県松任市立東明小学校
石川県金沢市立大徳小学校
神奈川県横浜市立大口台小学校
石川県金沢市立扇台小学校
千葉県柏市立旭東小学校
神奈川県清川村立宮ヶ瀬小学校
鹿児島県枕崎市立枕崎小学校
使用したツール
子どもの広場」掲示板
Vix(画像の加工・アルバム化)
取り組みの概要

 「子どもの広場」の「友だち100人できるかな?」プロジェクトの1つとして。平野小で作った「光のポストカード」作品を掲示板にアップ。他校から評価していく中で、アピール点が見えてきたり、作り方を教えると相手校からも作品が届くといった交流が展開。

プレゼンはこちら!(PDF)←下のおこめの実践もこみです

 

意見交換

竹田:11校で交流するという交流の輪の広がりを子どもたちが感じられることを意図しました。千葉の学校とは落花生で、鹿児島とはゴーヤですでに交流していたんですが、他の地域の学校も参加できるような企画として、作品を見てもらって評価してもらうという交流になりました。

松下:光のポストカードのネーミングは?
熊本大学教育学部附属小学校の前田先生の発案によるものです。

稲垣:竹田先生が思うところのよさ・面白さとは?それとつけたい学びとの関係は?
うちの学校も学年1クラスなので、学級内の固定した関係・評価を壊すきっかけになります。特にいつものメンバーじゃない人に普段評価されていなかった人が評価される喜びですね。お互い作品を評価しあう場として。学びとしては、アピール点を考えさせるとことで、振り返りができる。相手のやり方を説明することがまた新しい学びになりました。今年度は、この活動もレパートリーの1つとして位置づけることもできそうです。


竹田実践その2 「おこめの共同ホームページづくり」

学年
5年
交流相手
岩手県水沢小学校
静岡県中川小学校
広島県安東小学校
使用したツール
NHKデジタル教材「おこめ」(番組・掲示板)
Webページ(学習のまとめに)
テレビ会議
取り組みの概要

 おこめの研究校としての取り組み。4校で方言交流など、日常的な交流を続けながら、農薬問題などを話し合う。2学期以降は4校共同のホームページづくりに向けてグループごとにテーマを設定して追究していく予定。

意見交換

亀崎:1学期に実践された 「方言クイズ」の交流、面白そうですね。
交流のために、というより交流からヒントをもらってやってみた。クイズ形式にすることで3択の作る過程で、自分たちの方言をあらためて考える学習になった。「おしょうしな」ってどんな意味?とか。また、同じ5年生なので、教科の単元とつなげやすかったところもあります。

松下:農薬使用・不使用を訴える番組を交流校それぞれでどのタイミングでみせましたか?
子どもから「見たい!」と言わせるような交流の流れを工夫しました。無農薬についてはすべての学校で視聴しておいて、農薬反対の意見が多い状況をつくってから、ある学校が先行して農薬は使わざるを得ないという番組を見ます。掲示板の書きこみを見ていると、他の学校もその番組を見ないと、その話題にからめない、という展開にすると、子どもたちから「番組見せて!」という声が。意欲的に番組視聴ができたと思います。

竹田:テレビ会議も2学期する予定なんですが、回線がバラバラで・・・
皆川:パソコン上の IPベースだと、MeetingPlazaなどがありますね。使ったことはまだありませんが。
松下: 大阪の玉川小学校ではNetMeetingでやっていました。話し合いの活発さにおどろきました。
稲垣:あとはFOMAでしょうか。ビデオ出力がついたのはあるんですかねぇ。


松下実践 「藤前干潟から学ぼう」

学年
5年
交流相手

千葉県木更津市立金田小学校4年(干潟)
山口県下松市立笠戸小学校5・6年(ゴミ)

使用したツール
番組「たったひとつの地球」(番組・生放送・掲示板)
テレビ会議
取り組みの概要

 校区には田んぼと藤前干潟があり、昨年度は、おこめをテーマに、農薬の使用・不使用について兵庫県の学校と交流。今年度は、干潟を舞台に、自然保護と開発の問題がテーマ。千葉の金田小は、盤洲干潟について学校全体で取り組んでいるので、干潟つながりで情報交換を。笠戸小は、離島にあり自然環境がまったく違うことを活かしてゴミについて違う視点を得られれば。

発表資料はこちら!(PDF)

意見交換

皆川:発表カードなどの取り組みで、相手の立場を考慮した上で自分の立場を主張する意見をつくれるか?ということをテーマにされていましたが、相手を意識させる工夫はどうされてますか?それと最初の出会いをどう設定しましたか?
出会いは番組の生放送を活用しました。4月に出演したんですが、予定していた千葉の金田小と、生放送を見て掲示板に感想を書いてくれた山口の笠戸小と交流することになりました。
相手のことを知るためには、自分たちの考えを深めさせることが大事だと思っています。相手意識については、自己紹介カードを送っています。

竹田:金田4年と南陽6年と笠戸5・6年。その間で、どのような関係をもたせるのでしょうか?
稲垣:相手校の先生と、自然保護・開発について賛成・反対などの意見の揺れをどう共有していますか?
今の時点では、3校いっしょに交流という感じではなく、南陽が2校とそれぞれ交流している形になっています。
金田小の4年生では、干潟の生き物について調べたことや、それに関する質問が多く、開発・自然保護といった視点からの話はまだできていない。逆に、4年生にも伝えられるようなまとめ方、話し方の工夫が必要なことに6年生が気づきはじめている。
竹田:4年には4年のねらい、6年には6年のねらいがありますよね。
笠戸に関しては、人工海岸のゴミ調査をしたりしている。学校の横に砂防ダムを作っている。自然を壊すことと開発とのバランスをおいかけることを考えているところで、つなげていきたいです。

 

まとめ?

1つ1つの実践がとてもとても濃いものだっただけに、意見交換も多いに盛り上がりました。ここまで盛り上がると、まとめるのは至難の業。6つの実践についての話を通してキーワードになったことをいくつかピックアップすることでご容赦を。

交流相手の見つけ方・出会わせ方:「子どもの広場」やNHKのプロジェクトが活用されていました。番組の生放送を使うというのも面白いですね。また、出会わせるときも、教師間で事前に連絡を取りつつも、子どもたち自身が交流相手を「発見」できるようなしかけもポイントです。

相手をどう意識させるか?:
「1人1人の名前と顔がお互いわかる」までの関係を作るには?画像掲示板に顔写真をアップしたり、自己紹介カードなどの工夫がされていました。

異学年交流のメリット・デメリット
実践報告の中でも異学年間の交流が多くありました。上の学年から「鍛えてもらう」場にしたり、下の学年から自分たちの意見を言う「チャレンジ」する場にすることもできますね。竹田先生が意見交換の中でおっしゃってたように、学年それぞれの学習のねらいは違っていていいと思います。その違いを組み合わせた時に、ちょうどいいギブ&テイクができていることが大事になってくるのでは。

3校以上の複数校で交流するには?:参加校が多いほど、学習の流れのすり合わせなどコーディネーションのための教師間の打ち合わせや、参加児童に相手1人1人を意識させることが難しくなります。光のポストカードのようにコンテスト形式でたくさんの学校が参加しやすくしたり、長町副都心プロジェクトのようにグループに交流相手を割り当てるといった工夫が考えられます。

掲示板やテレビ会議で「相手の意見に応答できる」ための手だて:掲示板での「ひとりごと」発言や、テレビ会議でその場でなかなか臨機応変に応答できない場合、どうしたらいいか?1つは子どものコミュニケーション能力をどう育てるかという問題。これは交流の中だけでなく、朝の1分間スピーチや国語など、他教科を含めた学習活動を通してつけたいですね。また、話せる力と同じくらい大事なのが「聴く力」。聴けているからこそ、コメントもいえるわけです。もう1つ、大事なのは交流相手とどんな関係なのか?出会ったばかり、激しく議論をぶつけあってる関係、いっしょに共同制作する仲間、いろいろな関係があると思います。「あの子だからこれを伝えたら受け止めてくれる」という信頼関係があればこそのコミュニケーション力かもしれません。あともう1つは、応答する「必然性」。竹田先生、皆川先生は作品の相互評価を必然性にしていました。皆川先生はさらに、先生自身が掲示板に書きこみ、応答の仕方の「モデル」を見せていたことも工夫の1つですね。

テレビ会議システムのこれから:
学校にもブロードバンドが普及しはじめ、ISDN回線を使ったテレビ会議が手軽にできない状況になりつつあります。かといってパソコン上のNetMeetingなどではネットワーク設定によってうまくつながらなかったり、まだまだ難しい面もあります。竹田先生のおこめの実践の話の中でも出ていたように、いろいろなネットワーク環境に対応したソフトも出始めています。こういったものが気軽に使える環境が、普通教室に用意されはじめると、これまでのテレビ「会議」からテレビ「電話」型のもっと気軽なコミュニケーションができそうですね。また、FOMAなどの携帯電話によるテレビ電話を使えば、体験活動の現場から相手の学校に伝えたり、可能性はいろいろ広がっていきそうです。

交流したからこそ身につくことは何?:
交流することで身につくのは何でしょう?キーボード打つのが速くなる?コミュニケーション力がつく?教科・総合の内容を深められる?学級内の人間関係を変えられる?いろいろあると思いますが、こうした成果は、他の指導方法でもできないことではありません。それでも交流するのはなぜでしょうか? 稲垣は「学びのリアリティ」だと考えています。遠い地域の、しかも同じくらいの年の子どもたちからの言葉や声や表情から得られる、相手がいることの「実感」。教室を超えたところで、学びに対する信用(リアリティ?)を、子どもたちの間で築いていけることが、学校間交流学習の醍醐味なのかもしれません。