仙台市立桂小学校の理科の授業で「あつまと」を活用した実践をみてきました!単元は「夏の星」。夏の星座や月に関する言い伝えや伝説を調べてみようという授業でした。調べ方を工夫することでどんな発見が生まれたのでしょうか。2ステップの調べ学習がポイントです。




 導入ではまず、教科書から夏の大三角形を探します。こと座、わし座、はくちょう座に気づかせていきます。

 いよいよ調べ学習へ。何を調べたいのかを書いた後,夏の星や月に関する言い伝えをウェブで調べ,ワークシートにまとめていきます。ワークシートは2段構成です。ワークシートは2段構成です。検索に使った言葉、ヒット数、わかったことを2回、書く欄があります。

 まず、子どもたちは自由に調べてみます。ヤフーキッズやキッズgooのサイトを使ってキーワードを入力していきます。「こと座」「月」といった調べたい名前をそのまま入力している児童、「かに座のいいつたえ」のようにつなげて調べている子どももいます。

 1回目の調べ学習でなかなか情報が見つけられなかった子どももいました。そこで「あつまと」教材の登場です。ウェブの「言葉をえらぶ」を見ながら,キーワードを組み合わせたり,区切っていれたり,言葉を言い換えたりするなどの方法に気づきます。

 2回目の調べ学習では「月」としていたのを「満月 言い伝え」としたり、「神話」といった言葉にするなど、さまざまに工夫して調べることができました。


 探したい情報を見つけられたら、どのサイトが分かりやすいか、必要な情報がページのどこにあるか、星座の神話にはいろいろな神様の名前も出てきたりするので、分からない言葉もたくさんでてきました。じっくり調べるのは夏休みの宿題になりましたが、ほしい情報を見つけるまでには、さまざまな工夫の仕方があることを学べたようです。